カルロスゴーンがレバノンへ逃亡し、意気揚々と記者会見していました。

しかしカルロスゴーンは今後、
この逃亡が間違っていたことにまもなく気がつくでしょう。

カルロスゴーン逃亡は地獄への逃避行だった理由

レバノンのベイルートは中東のパリと呼ばれる街でした。
なぜならタックスヘブンだったからです。
(レバノンはかつてフランスの植民地)

かつてのスイスや香港と同じ。

お金持ちには優しい街で、面白おかしく暮らせる街。
たとえお尋ね者でもお金があれば楽しく暮らせる街でした。

おそらく今の政権のトップはゴーンにお金で買収されているはずです。
なのでゴーンも安心してレバノンへ逃亡したのでしょう。

しかし今では
アラブの春のようなことが起きており、
お金持ちがやりたい放題で国の腐敗の酷さに中産階級以下の人々がデモを起こしている状態。

今の政権がいつまで続くかわかりません。

そうなるとゴーンの安全は保障されませんね。

いつ暗殺されるかもわかりません。

日本にいれば少なくても暗殺される心配もなかったでしょう。

さらに今回の逃亡には、アメリカの民間軍事会社が関わっています。

アメリカ政府も放っておくわけにはいかないでしょう。

おそらくマネーロンダリングの流れを調べざるを得ない状況になると思います。

そうなるとゴーンは、レバノンから出国することができず、
命の危険にさらされることにもなりかねませんね。

地獄への逃避行だったということです。

やはりお天道様は見てるんですね。

猫組長(菅原 潮)の見解

猫組長(菅原 潮)とは元山口組系組長で、現在は投資顧問会社「NEKO PARTNERS INC」を設立し、経済評論家と活動されています。

金融ダークサイドについの書籍も出されています。


金融ダークサイド 元経済ヤクザが明かす「マネーと暴力」の新世界

猫組長自身がCPO(国際刑事警察機構)から「赤色手配書」を出された経験やアメリカから600億円を銀行ごと没収された経験もあるそうです。

猫組長が書かれたPRESIDENT Online(プレジデントオンライン)2020年2月14日号の記事もご覧ください。

自身の安全保障を暴力に頼るしかなくなる

ゴーン被告の前に立ちはだかる巨大な壁が「アメリカ」だ。保釈金から解説しよう。
保釈金は被告の全財産から考えて逃亡を躊躇せざるをえない金額を決定する。ゴーン被告の保釈金は15億円だが、19年間も日産に勤め、年収19億円とも報じられた人物に対してあまりにも少額と言えるだろう。

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したがってアメリカは、悪事にドルを利用することを許さない。私はアメリカから600億円を銀行ごと没収された経験があるが、ゴーン被告が全財産を没収されるリスクは、考えているよりはるかに高い。